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ブッダの休日


空を駆けてくような気持ち良さ。

Tomioka_Hachiman-gu_2008_August_convert_20150610013414.jpg
(wikipedia)



家の近くに、富岡八幡宮という神社があります。
東京メトロ東西線・門前仲町駅からすぐ。
毎月第一•第二日曜、そこで骨董市が行われているけど、
こないだの日曜久しぶりに行ってみました。

いやはや、ロンドンもパリもニューヨークも香港も、
有名な骨董市(フリーマーケットのほうがニュアンス近い?)には
全て出向いたけど、地元の骨董市が一番楽しい。誇らしい。





元来、古いものが好きです。
古着から古本から古レコードから古道具。
ジャンク品やガラクタ、リサイクル品などなど、
そのためにどれだけの時間とお金と体力を消耗してきたか。
しかも、買っても何の意味の無い、なんら役に立たないものばかり。
ただの悪い蒐集癖で、部屋の面積はどんどん減るばかり。
だけどこれが至福なのです。ガラクタに囲まれて、
それを飾ったり、ただしまっておいたり、
そんな部屋に暮らす事がとても幸せ。
何よりそれらを物色する行為(以下、ディグって言いますね)は、
これは一種の麻薬のように、人を夢中にさせてしまう。
「マニア」レベルになれば、お目当てを目指して全国、
いや、全世界を旅してしまう。
私が海外に行く理由も、それがかなりの割合を占めている。

どうでもいいものの山からお宝を探す感覚、
普通の(新品の)商品ではあり得ないデザインや風格、
眺めているだけで歴史の勉強ができるような楽しさ。
この古着は何十年前の素敵な女性が着ていたんだろうとか、
このレコードは昔のレコード少年がお小遣いを貯めて
買ったに違いない、とか。
それぞれのモノから想像できるドラマが愛おしい。



今日のディグは素晴らしかった。
境内の砂利を踏みながら、鐘の音を聞きながら、
せっせと掘り出し物を探した。
着物も数百円で売っていたし、
レコードも安かったなあ。あんまいいの無かったけど。
ジュエリーはすごく可愛かった。
戦争直後に作られたであろうポストカードや雑誌、
骨董品も、アールデコ調が可愛くて、
翡翠色の灰皿を買ってしまった。





夢中でディグして、うっかり日焼けしちゃったよ。
とてもインスパイアされる経験でした。
それぞれの店の店主は日陰で昼寝していたり、
自由で、とてもリラックスした、「ブッダの休日」
のようでした。



謎の置き物各100円


私の中で、良い市の基準は、
「こういうのが一定の層にうける」ということを
分かってる店主がそこそこの値段つけてるんじゃなくて、
何も分かってないじーちゃんばーちゃんがバカ安い値段
つけてるところです。
そうなると地元の市は最高レベルです。










変なもの買って、大満足で帰って来たけれど、
部屋で気がついたことがある。

去年亡くなったおばあちゃんの遺品のこと。
おばあちゃんは、まさに昭和の淑女(むしろ大正?)
といった感じで、身だしなみにとても気を使っていた人だった。
だから遺品整理のとき、素敵な洋服や着物やジュエリーが大量に出てきた。
どれもセンスが良くて、母と叔母に頼んで譲ってもらった。



かわいいブローチたち



若いおばあちゃんと子猫の写真。
岡山で一番のお嬢様だったそう。



着物の帯がポップでかわいい!




服飾品だけでなく、レトロな食器やポットも可愛かった。
おじいちゃんが遺した写真フィルムも出て来たし、
東京オリンピックのソノシートも発見。




(春画もでてきた!)




それらの遺品は、自分の血縁ということもあるけど、
どの骨董市よりも抜群に質が良く思え、
去年の遺品整理は、奇跡のようなディグだった。
こんなに素晴らしい、廃れない、色あせないモノを
次世代に引き継いでくれたおばあちゃんに、
頭が上がらない気持ちだった。もうこの世にいないけど。

「モノより心が大切」みたいな精神論はよく聞くけど、
だからこそ、モノに心が宿れば、そのモノを永遠に大切にできる。




帰りがてら、境内を散歩した。
鯉のいる池が風流でカッコいいよ。
資料館は古い洋風で可愛いし、
日本一と言われる御輿も置いてあるし。
富岡八幡宮についてそんなに詳しくはないけど、
みんなもディグがてら、一度来ると良いよ。

なんていい場所で生まれ育ったんだ、と思う。
感謝。感謝。


(ブッダの休日とは、ご存知、Buddha Brandの名曲のこと。
あの曲がBGMで流れるような心地よい休日だったの。)

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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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