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コンプライアンス 服従の心理


「コンプライアンス」という映画を観ました。
アメリカのファストフード店で実際に起こった事件の話です。


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ファストフード店の店長(女)が、警察を騙る男の
「おたくのスタッフの女の子が客の財布を盗んだという疑惑がある」
というイタズラ電話を信じて、「警察」という権力のもと、
善良な人間である店長は男の指示するまま、
スタッフの女の子を別室に呼び出し、身体検査をします。
男の指示はどんどん過激になっていき、スタッフの女の子を裸にし、
他のスタッフや店長の婚約者までもが巻き込まれ、
ついには性的暴行を加えさせるまでに事件は発展していきます。

全米で実際に何十件も起きた事件だそうで、
犯人は、警察になりたかったけどなれなかった男だそう。






人は権力のある人に命令されて、自分に責任がないとなると、
どこまでも残酷なことが出来るということがよく分かる怖い映画。
自分の思考を簡単に停止させて、放棄する。
だから、そういう状態に陥ったときに個人の倫理が試される。



私は、なんか小っ恥ずかしいですけど(笑)
全てのことを疑うことをモットーとしております。
当たり前とされていること、決められていること、
全てに疑問を持ち続け、常に自問自答しています。
(や、そこまでストイックじゃないです、ごめんなさい笑)

今ある法律やルールやマナーや常識は正しいのか。
それに従うことが自分の倫理観に反していないか。
そもそも正しいとは、倫理とは何なのか。

分からないけど、考え続けます。
本当に全てのことを毎日毎日考える時間や労力は無いけれど、
せめて自分に直面する問題には真摯に向き合いたい。

考えることをやめ、思考を停止させることは、怠惰だ。
全て決められたことに従って生きていた方が楽だし。
その方が素直で従順で、模範的な良い人になれる。
けれど親や先生や上司に教えられたことを信じきって、
疑わず、盲目的に従うことほど怖いことはない。


小さい子供はたいてい、自分の親の言うことが100%正しいと
信じて疑わない。学校に通いだせば、少なくとも私の時代は
先生が常に絶対で、先生の言うことが全て正しいと思ってる。
そりゃ小さな子供だから、従順で、権力に従う以外生きる術が
ないから当たり前だ。
だけど、ある程度成長して、自分で考え、選択する余地ができる
年齢になれば、洗脳を少しずつ溶いていかなければ。

私のまわりにも、親や教師に教えられたことが正しいと信じきって、
いわゆる非常識な行動・言動は絶対にせず、ルールやマナーは決して破らず、
すごく純粋で心の綺麗な人がいます。そういう人は、やっぱりいい子で、
優しくて、普段つき合っているとこっちの心が洗われるくらい素敵な子。
だけど、こういう子が、「コンプライアンス」の事件みたいな
状況に置かれたとき一番怖い。







自分で考えるのは疲れるし、勇気もいる。
おかしいと思ったことに声をあげたりすることも、
大変な労力がいる。けど、そういう勇気と労力を伴って
革命や運動を起こしてくれた人たちの存在も忘れちゃいけない。

今当たり前にしていることも、昔の人が疑問に感じて、
声をあげ、行動を起こしてくれたから出来ることがたくさん。

黒人奴隷が当たり前だったアメリカで運動を起こした人たち。
女性の地位の向上のために運動を起こした人たち。
原発に反対する為に大規模なでデモを遂行した人たち。

その全てが正しいとか、そういうことは分からないけど、
行動を起こす勇気とパワーには感服する。


行動を起こすことは大変で、社会的な地位や、
もしかしたら命にさえ関るかもしれないから、
私もなかなかそこまでやろうとは思えない。
だけど、考え続けることは出来る。

そうしたら、万が一人生の中で「コンプライアンス」みたいな
事件に巻き込まれたときに、少しはマシな行動の選択が
出来る人間になれるかもしれないですし。









雲の上を真夜中が通る

最近知った映画ブログ。
映画を細かい所まで分析していて、とっても面白い!
難しい映画も簡単に解説してくれるし、
レビューも素晴らしい。とにかく感服いたします!
「コンプライアンス」についても詳しく書かれているので
読んでみてください。





映画評論家の町山智浩さんの解説も面白い。
町山さんの紹介する映画は全て見たくなってしまうので困ります。





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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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