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Come on... VOGUE


これはほんの一部ですのよ。

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10代の頃、ファッション誌を中心に、
雑誌を毎月10冊くらい買っていた。
たまには高い洋雑誌をフンパツしたり、
古本屋回って昔の雑誌探したりもした。

とにかく雑誌が大好きだった。
私の好きな雑誌は大体毎月28日に発売されるから、
28日は学校帰りにドキドキしながら本屋に行って、
3時間くらい立ち読み。1ページずつちゃんと読んで。
それを買って家に帰っても、また1ページずつ読んだ。
月に一回は大きな本屋さんで洋書やら洋雑誌やら、
それもまた4時間くらいずーっと立ち読みしていた。

その情熱は今はもう取り戻せないし、
そこまでの体力もない(笑)
雑誌立ち読みって疲れるよね!

だから今でも私の部屋の本棚や箪笥には大量の雑誌が
眠っています。当時のファッションがつまっている。





そんでそれを最近、その雑誌たちを読み返していて、
あの頃受けていた印象と全く違うのに驚いた。

雑誌は、とても邪悪だ。
あれは本当に罪だ。crimeの方ではなく、sinだ。
たちが悪い。


インディペンデント系の、アート色が強い雑誌は別として、
ほとんどの女性誌の書き様はひどい。
その雑誌に載ってる服や写真のセンスが良いとか悪いとかは
今は置いといて、女性像を提案する女性誌は、
その責任を分かっていない。



とくに、VOGUE JAPAN。私はここに告発したい。
VOGUE JAPANのやり方は、良くないと思う。



VOGUEといえば、ファッション雑誌の世界ではダントツでトップで、
世界各国で出版されていて、誰もがVOGUEと聞けば恐れおののくような、
地位も権力も名声もある雑誌。

それが日本では2000年くらいに創刊された。比較的新しい雑誌なのね。
載っている写真が、有名な写真家の撮るものだったり、
とにかくイケてることが多いから私はしょっちゅう買っていたけど、
VOGUE JAPANのいいところは基本的に写真だけなのね。
それも海外の写真家、スタイリスト、モデルだから、
日本の力は発揮されていない。それは少し悲しい。

紹介される新しいファッション、アイテムは世界のトップブランドの
ものばかりだからもちろん素敵だけど、なんつーか、提案の仕方が
ダサイのです。ミーハーで、服が大好きな感じは伝わるけれど、
VOGUEの名前背負ってんだから、もうちょいしっかりファッション
ていうものに食い込んでほしい。




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それで、私がすごく怒りを感じたのは、2007年のVOGUEの記事で、
「モード体重」なるものが提案されていたこと。


2007年と言えば、ショート丈のボトムやスキニーのパンツが流行っていて、
確かに痩せていないと着こなせない服が多い年ではあった。
そこでVOGUEは、「身長(m)×身長(m)×22×0.82=モード体重」っていう
オシャレな服を着こなすための体重を提案してきたの。
よく言う健康なBMI数値(?)はその式から「×0.82」を引いたもの。
確かに、その健康なBMI数値だと重すぎる気がするけど、身長158センチの私の
モード体重は45キロになってしまう。人によりけりだけど、私は45キロに
なったら、オッパイは真っ平らで、あばらも肩甲骨も丸見えになってしまう。

数十年前のモデルは肉付きが良いけれど、今はそんなの流行らないよ、
痩せなさい、っていうメッセージが堂々と出ていた。

ファッションアイコンで、VOGUE USの表紙を飾ったこともある
ビヨンセも、「太り過ぎ、もっと痩せなさい」なんて書かれている。
お手本として取り上げておいて、記事のネタのためにビヨンセを
悪く言う。なんちゅー矛盾だ。

でも当時17歳だった私は、それが正しいと思ってしまったわけで。
ますます痩せることへの執着が強くなったし、自分は太っていて
醜いんだって感じた。コンプレックスが増えていったよ。


その5年後である去年、拒食症のモデルが死んだことを受けて、
VOGUEの出版社が痩せ過ぎモデルは使わないっていう宣言をした。
世の女性たちの、痩せていることが美という強迫観念をおさえる目的で。

そのときVOGUE JAPANは、5年前にあんな記事を出していたことなんて
忘れたみたいに、(編集長変わったのかもしれないけど)
「ヴォーグが今、健康と美を考えます。」とか言ってエラそうに
カッコつけて、カッコいい写真載せて、健康を語っていた。
読者が誤解することのないように努める。らしい。


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これがその写真





健康とか美とか痩身とかは昔から討論の的で、
今ヴォーグがこういうアクションをおこしたことはいいと思うんだけど。
こんな影響力のあるメディアが世の中の意識を変えるキッカケを
作って、女性たちがバカみたいに痩せたい痩せたい言わなくなるならね。


VOGUEに限らず、こういうことは雑誌の中で沢山起こってきた。
ダイエット特集は腐る程あるけど、健康に太れる特集は皆無。
もっと太った方がいい人、細すぎて悩んでる人だっているはずなのに。

他にも、今年買わなきゃいけない服を提示して
「コレ買わなきゃ置いてけぼり」って意識植え付けたり。

「街頭アンケート」みたいので、一ヶ月にかける美容代だの、
彼とは一日何通メールするだの、平均値を割り出すやつ。
あれはタチが悪い。そういうのって特にティーンから女子大生向けの
雑誌に多いけど、本当は平均なんて気にすることないんだよって
教えてあげなきゃいけないのに…








雑誌が売れない時代って言われてずいぶん経つけど、
それなら今こそ、雑誌っていう媒体の意義を問う、
良い機会なのではないでしょうか。
そもそも売れないのはネットの発達が原因なのだろうけど、
雑誌にしか出来ないことは沢山あるよ。

雑誌は広告も含めて、沢山の素敵な写真が載っていて、
その写真を作るために写真家がいてモデルがいて、
デザイナー、スタイリスト、メイクさん、美術さんがいて、
記事を書く人がいて、雑誌を刷る人がいて、
締め切りまでにみんなが必死で頑張って、
何人もの人が関わって作る芸術作品だと、私は思います。

雑誌はすぐ捨てるものっていう意識があるみたいだけど、
とんでもない。今まで集めてきた私の雑誌たちは宝物です。
思えば私の高校生のときの夢は、最高の雑誌を作ることだった。
色んなことふまえて、その夢をまた思い出したよ。
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爽快!!!
  [URL][Edit]
2013.02.12 Tue 23:44 ★Cococoxxx★  #-
:)
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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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