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PIEDRAS


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ここ半年くらい、実感する。
人生の中で色んな経験が積み重なって、それぞれがなんとなく
同じようなパターンになってくると、その人は「そういう人」で
「そういう生き方」をしてる人になっちゃうのね。
自分でも知らないうちにイメージがついちゃう。


特に人付き合いなんかそう。人への接し方、人との距離の取り方、
私はいまだによく分からなくて、しつこすぎる気もすれば、
そっけなすぎる気もする。






で、もっと分からないのが恋愛の仕方。
私も22歳ですし、まあ、いくつか 恋愛を経験したわけですが、
未だに何が正しくて間違ってるか、よく分からん。

特にセックスとか、本当に分からんよ。

中学生のとき、「本当に好きな人じゃなきゃセックスはしちゃダメ」
とか「愛のないセックスはダメ」とか誰かに言われたけど、
実際私は本当に好きな人としかしたことがないけど、
それはそれで結構残酷だ。

本当に好きな人とのセックスは引きずるから。
オブセッションになってつきまとう。

どうでもいい人だったらセックスしてもすぐ忘れられるけど、
好きな人とのセックスは、好きなうちは忘れられない。
というかセックスしたら、その人を忘れづらくなる。
だから好きな人の時こそ、慎重になるべきだと、最近思います。
(これを中学生のとき教えてもらいたかった…)



世の中で言う、「尻軽女」ってのは、本当は、
愛する人とのセックスが怖いのかもね。
「だらしない女」は、寂しくてセックスに逃げてるのかも。
だから、女が尻軽になったりだらしなくなるのは、
本人だけの責任じゃない。男の責任は相当重いんですのよ。
それでいて、そういう女に文句を言う男がいるから
忍びない。



同じくらいの年齢の友達も、みんな恋愛やセックスに悩んでる。
私は、もしかしたら周りの友達も、本当の意味で幸せな恋愛、
セックスをしたことがない。悲しいことに。
(でも出来たら出来たで、今度は失うのが怖い)

「30過ぎたら自分の顔に責任持て」ってよく聞く。
仕事とか、普段の生活もそうだし、どんな恋愛してきたか、
どういう付き合いかたをしてきたかが、いつか顔に出てしまうんですね。
だから、私はちゃんとしたい。でも、「ちゃんとする」って何だろなあ。
本当、難しいっす。







「靴に恋して」っていう2002年のスペイン映画がある。
上に貼った画像がそう。(邦題が安っぽくて嫌だ。)
その原題は「Piedras」で、スペイン語で「石」って意味らしい。
人生では愛とか、家族とか、仕事とか、友情とか、 そういった
大きな石を置くべきタイミングに置くべき場所に置いてこなければいけない。
この映画に出てくる人たちは、それをしなかった、出来なかった。
それで、これからちゃんと置いていこう、ちゃんと生きよう、
というところで終わる。

私は、きっと他の多くの人も、ちゃんと石を置けていない。
だからこの映画がすごく響きます。すっごく良い映画だと思います。
特に女性だったら薦めたくなる映画。



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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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