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漂流教室


漂流教室



「おかあさん・・・・
ぼくの一生のうちで、二度と忘れることのできない
あの信じられない一瞬を思う時、どうしても、
それまでのちょっとしたできごとの数々が
強い意味をもって浮かびあがってくるのです。」



楳図かずおの漂流教室。上のは始まりのセリフ。
この始まり方好き。

私は楳図かずおを、ただの赤と白の縞々着てる、たまにテレビに出る
変な家建てる漫画家としか思ってなかった。

マンガの評判は聞いてた。けどここまでの洞察力と分析力を持った人
だとは思ってなかった。「漂流教室」を読むまでは。
東京の西の方をうろつけば、すぐに会えるという楳図かずお・・・
会えたら私は「漂流教室」を生み出した手と握手してもらいたい。



あらすじ (ウィキペディア)
主人公は学校の授業中に激しい地震とともに小学校ごと未来へ「漂流」
してしまう。皆がパニックに陥り、教師たちは発狂し、亡くなってしまう。
やがて「漂流」の正体を知った子供達は互いに協力し、学校を拠点とした
「国」を築くことを決意する。彼らは飢餓、内紛、伝染病、未知の生物から
の攻撃などの残酷な現実を一つずつ受け入れながら、成長していく。



初めて、マンガでこんなに泣いた。号泣した。こんなに泣いた読者は私
くらいだと思うけど、涙が止まらなかった。最終巻のラストで。
そして怖かった。18歳なのに、読み終わった後、電気消すのも、トイレ
行くのも怖かった。子どもの頃読んでたらトラウマになるよなあ。
マンガだし、ありえない展開ばっかなんだけど、妙にリアルだった。
人って、本当に極限状態に置かれたら、こうなるんだと。

日常生活の中で、人は礼儀とかマナーとかを気にして生きていくけど、
その日常が狂えばそんなものそうでもよくなる。全ての価値観が狂う。
価値があるのは水と食料と、場合によっては武器。


それと、改めて考えさせられたのは、極限状態に置かれた人間は、神に
祈ることでしか安らげないってこと。

今、私は神を信じないけど、そんな私だって、極限状態に置かれたら、何か
にすがるため、神に祈るしかないと思う。極限状態って言っても、世界には
常に生きるか死ぬかの状態で生きてる人がいて、神に祈ることだけを救いに
生きてる人達が沢山いるんだよな。 明日生きれるかも分からなくて生きるのが
精一杯で、神を信じることだけで楽になれる。そんな人達に「神はいない」
なんて言えない。神を信じない私と、無神論者が沢山いる日本は、本当に
平和な国なんだと思った。


それと、自分が子どものころから、大人は強い強いと思ってたし、今でも
大人は強いっていう観念があるけど、ある意味では子どものほうが強いかも。
作中で主人公も言ってたけど、大人は理屈的な思想や観念が出来上がってるから、
それに合わないことが起きたとき、耐えられなくて狂っちゃう。子どもは、
まだ考え方が柔らかいから、極限の状態に置かれたときもそれを受け入れやすい。
だから、そういう状態になったときは、子どもは大人よりも強くなると思う。


最後の、主人公の力強い笑顔と、滝のように涙を流す主人公の母親の顔が
忘れられない・・・
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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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