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BULLY/リバーズエッジ(ネタバレあり)



アメリカの写真家でもあるラリー・クラークの「BULLY」
実際に93年にアメリカで起きた事件をモデルにした映画。



bully.jpg




郊外に住むボビーとマーティは幼馴染み。裕福な家庭に育ったボビー
とは対照的にマーティは高校の落ちこぼれだったが、2人は親友同士。
ある日、彼らはアルバイト先のスーパーでアリとリサをデートに誘う。
マーティとリサはすぐに恋仲に。交際が深まるに従い、リサはマーティ
とボビーの異常な関係に気づく。ボビーはマーティを時には暴力を振って
一方的に支配していたのだ。彼女はマーティへの愛が強くなると同時に
ボビーへの憎しみを募らせ、マーティにある驚くべき提案を持ちかける。
(Yahoo!映画)

と、まあ結局マーティやアリ、リサ、他の友達みんなで、
いじめっこ(=BULLY)のボビーを殺しちゃうわけです。
軽い気持ちで、セックスやドラッグをやるのと同じような
感覚で、人を殺してしまうわけ。



2002年の映画で、今は死んでしまったブラッド・レンフロとか
が出ていた。ブラッド・レンフロは好きだったなー。
「ゴーストワールド」(02年)にも出ててすごく良かった。
子役時代の「The Cure」(95年)も本当に素晴らしかった。
リバー・フェニックスと色々かぶるところがある俳優だったな。
好きだったし、期待してたのにな。死んでしまった。




若者の無秩序というか、なんも分かってない考えてない、
というか考える機会さえ与えられなかったティーンのあの感じ。
ひどいと思う反面、懐かしい感覚でもあります。
で、不謹慎かもしれないけれど、この映画を見て、
すごい爽快感を感じました。ティーンであった爽快感。



セックスやドラッグといったらラリー・クラーク。
他の代表作で「KIDS」という作品がありますが、
これもまたやってくれた。セックスやHIVをテーマにした
映画なのですが、「KIDS」を見た当時16歳くらいだった私は、
「同じ年くらいのコたちがこんなに過激だなんて!アメリカ
ってコワイ!」とショックを受けました。と同時に憧れてる
部分もあった。大胆で過激なバッドガールがカッコ良く思えて。
だって「ワルい」って憧れることでしょ。





それともう一つ、岡崎京子のマンガ「リバーズエッジ」にも
似ていた。セックス、妊娠、人の死、同性愛、摂食障害とかが
出てくるマンガ。妙な爽快感というか、あのティーンの感じ。
90年代ぽい感じ。無秩序な感じ。何かやばいことを軽いノリで
しでかして、後になってコワくなる。または、やばかったって
ことにさえ気付かないティーンの感じ。

rivers edge


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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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