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「センチメンタルな旅・冬の旅」


六本木に行った。青山ブックセンターに。日本のちゃんとした本屋は
久しぶりで、三時間くらいいた。それで何も買わなかった(笑)

他の本屋で、荒木経惟の「センチメンタルな旅・冬の旅」っていう
写真集買った。

FUYUNOTABI.jpg


アラーキーの奥さんが病気だって分かって、亡くなるまでの日々を
アラーキーが写真に収めてるの。悲しみ(っていうのかな、なんて
いう言葉が一番合うか分からないけど)が痛いほどに伝わってきて、
ただただ涙が出た。

私、心のどこかで死にゆく人って、怖くないんだと思ってた。
残されるほうが辛いんだと思ってた。でもそんなの綺麗ごとで、
死ぬほうだって死ぬほど怖いんだ。死にたくないんだ。そんで、
残されるほうだって、相手が死んでからも辛いばかりなんだ。
絶望なんだよ。病気とかによる死って、綺麗にされがちだけど、
本当は綺麗も何も、絶望しか残らないんだよ。もし私が有名人で、
もし愛する人が病気とかで亡くなって、テレビの取材とか来ても、
綺麗な事なんて言えない。ただ「悲しくて死んじゃいそうです。
後を追いたいです。」って言うと思う。


中盤、奥さんが亡くなってからの写真を見てて、涙が止まらない。
お葬式の写真と、その帰り道の写真。お葬式の最中、アラーキーは
気丈に振る舞ってて、でもその帰り道、独りぼっちで彼はどんな
気持ちで何を考えてたんだろう。


夫婦として、二人でいた。一人が無くなった。そしたら残された方は
どうやって生きていけばいいんだろう。二人でいたあとの一人は辛すぎる。
二人はネコも飼ってたから、一人と一匹。


「5時半に目覚めてしまう。陽子のベッドにねてたチロを私のベッドに
入れて、泣く。」


この写真集の、最後の写真、ネコが雪の中で飛び跳ねてる写真なの。
たったそれだけなのに、大泣きしちゃうの。写真を見て泣いたのって
初めてかも。それもネコが飛び跳ねてるだけの写真で。

アラーキーはすごい。こんな言葉じゃ足りないの分かってるけど、
ただただすごい。偉大な写真家だと思う。この写真集で、愛する人が
死ぬって、どういうことなのか分かった気がする。それをこんな形で
世に伝える彼は、やっぱりすごい。

そんで、冨成鉄や藤代冥砂とか、私が他に好きな写真家たちも本当に
アラーキーの影響受けてるんだなあ、と思う。多分。アラーキーの
写真集買ったのは初めてだけど、もっと早く出会ってたかった。
人生は旅なんだなあ。。。



ますます泣けてきた。止まらないよぉ。




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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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