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モナリザ・スマイル


モナリザスマイル3



「モナリザ・スマイル」

製作年:2003
監督:マイク・ニューウェル
出演:ジュリア・ロバーツ、キルステン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ
マギー・ギレンホール


あらすじ(wikipedia)
1953年、リベラル志向の美術教師キャサリン(ジュリア・ロバーツ)は、
夢であった名門ウェルズリー大学へ新任した。しかし、米国一保守的と
いわれる大学で学ぶ学生たちはリベラルから程遠いものだった。キャサリン
は授業を通して学生たちを変えようとする。





リベラルなキャサリンが保守的な壁をぶち壊して、どんどん生徒たちを変えて
いくのが見ていて気持ちが良かった。当時の女子大では、「組んだ脚の戻し方」
なんていう授業が行われていて、大学は良い大学(ハーバードなどのアイビー
リーグ)出身の旦那を見つけるための場所でしかなかった。現代の私たちから
見たらバカバカしくてしょうがないような状況を変えてくれたのが、当時の
キャサリンみたいな女性たちなんだと思う。

キャサリンの生徒の一人、ベティ(キルスティン)のこれからの冒険にこっち
までワクワクする。それまで親の言うことをちゃんと聞いて、当時の世間の
良いとする完璧な女性になろうと必死だった彼女が、それを全部捨てて、
思い切って離婚して、全く新しい人生をスタートする、っていう大冒険。
これからどうなるのか、逆風に耐えられるのか、色々不安なんだろうけど、
希望に満ちてて、見てるこっちまで嬉しくなった。




こうやって、50年代の保守的な社会の感覚から、主人公みたいな女性たち
が体制を壊して、今まで進化してきて、そうやって時代の先を読んで自由に
生きることが、2010年現在の私たちの目から見ればかっこよく思える。

だけど、2010年、一番進んでる女性の生き方ってどんなんだろう。
大学に行って、その後は働くっていうことが当たり前の現在。性別のせい
でひどい扱いをされたりすることも少ない現在。女性はこれからも、より
自由にアグレッシブに生きるべきなのかな。

強い人は、そうやって生きられる。だけど、女性がひとりで体制を壊して
いくっていうのは、やっぱり過酷だ。

今の時代、「家庭に入って子育てだけをするのは型にはまってるから、
私は働く」って言うのも型にはまってる。自分が本当に働きたいなら
もちろん働くべきだけど、家庭に入って子育てしたいと思ってるなら
そうすればいい。家庭に入って子育てすることだって、外で働くのと
同じくらい大変なはず。


個人的に、以前は、みんなと同じように綺麗にお化粧して髪茶色くして
巻いて、着飾ってっていう感じの女性には絶対なりたくないって思って
たんだけど、ここ最近はよく分からない。写真家の米原康正さんは、
雑誌の「AneCan」のことを、「『男社会で生きるアベレージな女性に
なるために、何がスタートとして必要なのか』という情報が満載だ」
ってAneCanのこと指摘をしてた。悲しかった。女性は「アベレージ」
でなくては死ぬ程生きづらいから。

体制に歯向かって、スタイルを崩して、そういう生き方も、学生のうち
ならまだいいかもしれない。だけどどっかの会社に入ったり、お金を
もらって仕事をするようになったら、そんなことはしてられない。
自分のため、会社のため、社会のため、家族のため、働かなくちゃ
いけない。だから、体制に迎合して「アベレージ」にならなくちゃ
いけない。そういう女性達は尊敬しなくちゃいけない。見ていて悲しい
気持ちにはなるけど、彼女達は迎合することも「アベレージ」になること
も受け入れて生きて、えらい。(好んでそういう生き方をする人が大半
なんだろうけど。)それに彼女達の夢は、結婚して幸せな家庭を持つこと
だろうから、そうしないと夢は叶えられないんだ。夢が叶って家庭を持ったら、
ますますアベレージに近づかないと、旦那や子供に大きな負担をかけちゃう。
「個性的な妻」や「個性的な母」なんて望まれない。

アベレージじゃないせいで孤独を味わったり、「強い女」だと思われて、
辛いときに助けてもらえなかったり、体制に歯向かう生き方はやっぱり、
過酷だ。相当な勇気とか信念がないと、ダメになっちゃう。辛くても
歯を食いしばって一人で耐えなきゃいけない。「モナリザ・スマイル」
のキャサリンは頭が良くて強い女だけど、私なんかは頭は良くないし、
弱いから、周囲に迎合して色々と助けてもらわないと生きていけない。



と、色んなことを考えさせられる映画だった。細かいところまで
よく出来てるし、ヴィジュアル的にもいいし、良い映画だと思う。



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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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