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バベル


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「バベル」

製昨年:2006
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル
    菊地凛子、役所広司



公式サイト

「遥か遠い昔、言葉は一つだった。人間たちは神に近づこうと、天まで届く
塔を建てようとした。怒った神は言葉を乱し、世界はバラバラになった。
私たちは未だ、つながることができずにいる。 届け、心」



一見、ハッピーエンドにも思えるような、希望が見えるような映画だった
けれど、「繋がること」がテーマの映画だから、何にも解決してない。
監督から、課題を突きつけられた気がした。これから繋がるために何を
しなければならないのか。



この映画で、特に興味を惹かれたのが、やっぱり話題になった東京のシーン。

聾唖で、母親が自殺した女子高生(菊地凛子)の、想像を絶するような孤独
を想像してみた。

耳が聞こえないということで、人とうまくコミュニケーションが取れない。
疎外されてしまう。父親(役所広司)とは分かり合えない。母親は、父親が
持っていた銃で自殺してしまった。誰かから愛されたくてしょうがない。同じ
聾唖の友達の紹介(?)で、男の子たちと知り合う。みんなでクラブに行って
踊るけれど、男の子は自分の友達といい感じ。そのときの彼女の顔。クラブの
照明にチカチカ照らされて、ものすごく悲しい顔。皆が音楽を楽しんで踊ってる
中で、孤独、孤独、孤独。愛されない。聞こえない。

正直な話、私だって耳が聞こえない人と、進んでコミュニケーション取ろうと
思えない。勇気がない。そんな私みたいな人間が、彼女を蝕んでる。悲しかった。
彼女の孤独を救ってあげられるのは何なんだろうか。彼女の孤独を想像すると、
悲しくてしょうがなかった。ラストシーンが意味深だけど、彼女はこれから、
誰かと繋がって幸せになれるのかな。東京のシーンでは、身近な人とも分かり
合えずにいる人間に、大きな課題を与えられた気がする。




興味のないことはどうでもいいって顔をする人間が、人を蝕んでいくと思う。
私もそういう人間だったのかもしれない。だけど、「バベル」の中の彼女
みたいな人は沢山いるはずで、そういう人たちを、どうにかして助けてあげたい
っていう気持ちだけでも持てた気がする。助けてあげるだなんて生意気だけど。

人と関わることを避ける人間はいっぱいいる。そりゃあ、生きていれば人を
信じられなくなったり、人が嫌いになっちゃったりすることは沢山ある。
それでも、自分が傷ついても傷つけても、私は人と関わりあいたい。


もしも、世界平和を目指すなら、自分のことだけ考えちゃダメなんだ。
自分のことだけ、自分の国だけ、有名な国だけ。だけど、聞いたことも
ないような国にも、人間はいる。もっとフラットな目で、世界を見なく
ちゃいけない。世界はなまぬるいはずがない。無関心ではいけない。
あきらめちゃいけない。

aarinko.jpg


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Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

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