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ダンボ


Dumbodisneyscreencapscom2063_convert_20160328213057.jpg
disney.wikia.com

言わずと知れたディズニー映画の『ダンボ』こないだ観ました。
1941年の作品で、意外にも (?) 観たことがない人、
観たことがあっても忘れてしまっている人が多いようで、私もそのひとり。
小さい頃に見たことはあるけど、内容はほとんど忘れてしまっていた。
それでもキャラクターとしてのダンボは大好き。話を知らなくても、
キャラクターだけでも十分満足してしまう可愛さですよね。



サーカス象・ジャンボの子ども・ダンボは、
耳が異様に大きいことで周囲に虐められていますが、
ジャンボは愛情をかけてダンボを育てます。

ある日サーカスを見に来た子どもがダンボを虐めているのを見て、
怒ったジャンボは暴れ、凶暴な象として、檻に入れられてしまいます。

サーカス団員のネズミ・ティモシーは、落ち込むダンボを励ましつつ、
ダンボをスターにしようと考えます。試行錯誤の結果、
身体を張ったショーを実行しますが失敗し、ダンボはピエロにされてしまいます。

そんな中、誤って飲んだお酒のせいで、二人は木の上まで登って眠ります。
そこで目覚めたダンボたちは耳を翼にして空を飛ぶことを思いつきます。
木の上で出会ったカラス達の協力のもと、ダンボは自由に空を飛べるようになります。
サーカスの舞台で、「空飛ぶゾウ」として見事スターとなったダンボは、
母親ジャンボとも念願の再開を果たします。

Dumbo-movie-03_convert_20160328213437.jpg
survivor-org.wikia.com





とても分かりやすいカタルシスが気持ちいい。
コンプレックスであり、不幸の原因であった大きな耳を武器に、
成功と幸せを掴むんだから。

一番感動的なのは、檻の中に入れられた母親にダンボが会いに行くシーン。
このシーンのアニメーションの素晴らしさ…。
母親の鼻とダンボの鼻が優しく絡み合って、ダンボの頭を母親が鼻で撫でる。
人間目線だけど、「ここをこう触られたら気持ちいい」というのを全部
見せてくれていますよね。だからこそ感動的だし、もちろんその前のストーリーを
踏まえてるから、親子の気持ちが分かってぽろぽろ泣けてくる。
親子間でのスキンシップがどれだけ大切か思い知る。
自分が小さい頃、親に抱かれたり撫でられた心地よさ。
子どもがいつか出来たら、あの心地よさを引き継ぎたい。





感動的なだけでなく、この映画は結構えぐいところもあります。
ダンボが周囲から虐められたり、ピエロにされるという屈辱を受けますが、
この描写がけっこうキツい。ピエロのヘンテコな化粧をさせられ
高いところから飛び降ろさせるという虐待も描きます。
(サーカスに動物を使うことが倫理的に問題になっているけど、
こういうの見ると考えさせられます)

さらに、誤って飲んだお酒に酔って、ピンクの象が踊る幻覚を
見るシーンでは、ダンボの世界観からは考えられないような、
サイケデリックで、確実に「ヤバい」映像が流れます。
あれはお酒ではなく、完全にLSDやらのドラッグの感じです。
いやはやあのシーンを作った人、あのシーンにGOサインを出した人、
すごいです。

だから、ダンボには、映画に必要な感動もカタルシスも、
バイオレンスも、ヤバさ/エキセントリックさも備わってるんですね。
映画の原型のような映画だと思いました。
YouTubeでも今観れるみたい。さすがに著作権切れてるのかな?
おすすめです。
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金谷ホテル


1月に、格式高いことで有名な日光の金谷ホテルに宿泊しました。

IMG_9842_convert_20160317210147.jpg


今は昔、日光東照宮の楽師であったという金谷さんが、
外国の要人に向けて自宅の一部をホテルとしたことから始まったといいます。
レトロで、それも作り込んだレトロさではなく、本当に古いことが分かる感じ。
本来派手でゴージャスである赤色 (しかもヴェルヴェット感のある深い赤)が
床や階段の絨毯に使われていて、はっきりした印象がありながら、
欧米や中華圏で使われる赤とはまた少し違う、和服のイメージの赤で、
繊細な感じもしました。家具などの調度品が洋風で、洋館ではあるのだけど、
ところどころ和風の彫刻や置き物があり、見事な和洋折衷だと思いました。
(今思いつく和洋折衷の失敗例は都会の蕎麦屋)




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鹿ね。上に。

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こんな階段、一生のうちに何度のぼるんでしょう。


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本館の外、敷地内にあった滝平二郎みたいなランプ。





日光旅行は1泊2日で、大した観光は出来なかったけど、
ホテルの中をただ歩いているだけで楽しかった。
空間が素敵なだけでここまで楽しいものかと、
改めて空間が精神にもたらす影響を思い知った。

さらに金谷ホテル以外にも、同じ系列のカフェや、
通りに並ぶ、渋く、粋な佇まいの民宿や商店が良い雰囲気でした。
(もちろん狙って渋く粋であるのではない)
さらにさらに、東京・浅草と東武日光をつなぐ
東武日光線の座席も真っ赤で、ちょっと角ばってキュート。
移動も含め楽しいと、いい旅行になりますよね。

IMG_9814_convert_20160317211213.jpg




話が大きくなりますが、
日本は一部の建築(その内装も含む)を除いた、
いわゆる一般的な家やホテルや商業施設のデザインが
イケてないことが多過ぎる。
地震大国だから、古いものは淘汰され、
常に新しいデザインに挑戦し続けなければいけない宿命にあるけど、
いわゆるシンプルモダン(の悪いとこ取り)に留まって、
つまらないどころか、大して居心地も良くなく、何も心に残らない。

特にホテルの内装。普通のビジネスホテル。
シングルで1泊1万しないくらいの普通のホテル。
ロビーも廊下も、肝心の部屋もつまらない。
普通のホテルだからもちろん個性とか派手さとか要らない
のは分かるけど、洗練されていないことが分かる。
大体どこも白いシーツに茶色かベージュの布団、
壁はクリーム色に近い白で、お風呂の感じもどこも一緒。

感情が高揚するような空間が欲しい。
建築やその内装だけでない。
街並や風景も、美しいと思える場所がもっと欲しい。

こないだ『かぐや姫の物語』観たんです。高畑勲の。
アニメーションが美しく、人間が生まれ、
この世界のあらゆる美しいものに囲まれ、
魅せられ、それによって生きる喜びを感じる様が描かれています。
草木や花、建物や着物。自然のものから人工のものまで、
この世には美しいもので溢れている。
美しさって、生きる喜びに直結すると思うんです。
もちろんこんな簡単な話じゃないけれど、かぐや姫、良かったです。

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別にレトロな佇まいだけが良いわけではない。
新しさを感じる、なんなら奇をてらったようなものだって、
守りに入らず、挑戦しているならまだましな気がします。
美しい場所や面白い場所を教えてください。
その場の空気が変わるような、時間が止まるような場所。


 
 
プロフィール
 
 

Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

気になることあったらコメント、
またはメールaaliyahr.kelly2001@gmail.com ください。
大歓迎です。お仕事のご依頼も上記アドレスまで。

 
 
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