been dazed and confused for so long 

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パリ、ジュテーム


ここ半年以上ちゃんと泣いていなくて、辛いことがあっても泣けなくて、
昔は一週間に一回くらいは思い切り泣いてたし、映画観て号泣するとか
しょっちゅうだったのに。最近は映画を見る目が厳しくなってしまって、
簡単には感動しなくなった。


だけど「パリ、ジュテーム」は最高。



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2006年の色んな監督が撮ってるオムニバス映画で、パリの色んな場所が
舞台になっていて、それぞれの話は5分くらい。皮肉っぽいのもあれば
直球感動系もあればコメディー系もある。

やー、どの話もそれぞれ良かったけど、中でも好きなのは
日本の諏訪敦彦監督の「ヴィクトワール広場」ってやつ。

小さい息子を亡くした母親が、絶望に浸っている中、幻覚というか魔法
というか奇跡で、息子に一瞬だけ会えて、少し立ち直る、っていう話。
息子が現れて駆け寄ってきて、必死で抱きしめて泣きながら
「行っちゃダメ」って言ってキスして、もうその表情を見てると涙がポロポロ。
「もう行かなきゃ」っていう息子の体を渋々離して、魔法は溶ける。
現実に戻って旦那と抱きしめ合って、その切ない柔らかい笑顔が
たまらなくて号泣。

母親の、子供に対する執念ですらある愛。
子供を失った絶望が伝わってきて、声を上げて泣いてしまった。
諏訪監督もインタビューでこんなこと言ってたけど、子供が死んで、
自分が生きていることに罪悪感を持ってる親を、この話は救えると思う。
子供を生んだことも失ったこともない私がえらそうなこと言えないけど、
子供より長く生きているのは決して罪じゃない。


あdfghjk


役者ってすごいって思った。母親役はジュリエット・ビノシュ。
彼女の映画を観るのはこれが初めてだったけど、仕草も、声の出し方も、
細かい表情まで、全てにグッときた。全てが完璧で。ああ、すごい。






あとは、アメリカ人の中年の女性が憧れのパリに旅に来て、素敵なパリに
魅了されながらもなんとなくメランコリック(?)なお話も好き。

公園のベンチに座ってるときに、何かが起こる。
待っていたような思い出したような、初めての感情。
人生で欠けていた何か、悲しいような、でも生きてるって感じる。
その悲しさはパートナーがいないことなのか、一人で外国にいる
ことなのか分からない。でも幸せな。

この気持ちって、すごくよく分かるなあ。外国にいて、一人で、
寂しいけどすごく幸せっていう。この話も役者がすごいと思った。
顔の表情とか、声の抑揚(?)のつけかたとか。






他にも有名な監督や役者がいっぱいで豪華だし、少なくても一つは
お気に入りの話があると思うのでオススメ。

フランスって、気取っててワガママで好きじゃなかったし、
いまどきフランスなんて憧れねーよっていつも思ってたけど、
この映画はみんな素顔っていうかリアルが映ってる感じがした。
フランス人はフランス人の人生を生きてるんだなって思って、
それが愛おしくなって、さらにパリの街も愛おしくなって、
まさにパリ、ジュテーム。

フランス嫌いだった私が言ってるんだから間違いない、
パリ、ジュテームは最高。




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What's Going On


BK090074_1.jpg



最近忙しくしている。大学生は暇だっていうのは都市伝説だ。
今3年生で、校舎も変わって授業も変わって、課題も増えて、
めっちゃ忙しいけど楽しい。

入学したばかりの頃は授業のつまらなさに絶望したけど、
今は楽しい授業ばっかりで嬉しいなー






写真を哲学的に解く授業があって、奥深くて面白い。
何でもない写真にこんな背景や文脈があるんだって
分かったときの楽しさと、ちょっとビビる感じ。

毎日毎日色んなものを見て、情報過多で、疲れちゃって、
ひとつのものにじっくり目を向けられるほど暇ではない。
良いもの、楽しいもの、沢山ありすぎて全部見たくて、
欲張っちゃう。




映画とか、今までも沢山見てきたけど、これから観たい映画も
沢山あって、ひとつの映画を研究してる暇なんてない。
だけど、映画なんて、一回見ただけじゃ見たうちに入らない。多分。
見逃してることがいっぱいある。一回目を見て感動して、二回目見て、
違う印象を持って、三回目見たときにはもうその映画が好きじゃない
かもしれないけど、それでもいい。そうやってじっくり研究できたら
いいとは思うけど他にも見たい映画沢山あるから、できない。

普通の生活でもそうだ。「した」と思いこんでいてもしていない。
「見た」と思っていても見ていない。






この間インテリアデザインの勉強をしてる学生から話を聞いて、
レポートで、指定された場所(カフェとかバーとかブティックとか)
に行って、そのインテリア、空間について書くっていう課題があったらしい。

それで、生徒たちはそれぞれの場所に行って、その外観から空気、
壁とか床の素材、照明の具合、そこにいる人、かかっている音楽
すみずみまで観察する。時間をかけてやっとその場所を理解し始められる。

そのレポートを読ませてもらったとき、なんかすごく感動して、同時に
すごく焦った。私は今まで服屋に行けば服を見て、映画館に行けば映画を観て、
レストランに行けば食事をして、その内装、空間、そこにいる人、
沢山のことを見逃してきたんだなあって気付いた。22年間も。
どこへ行っても何をしても、与えられた目的しか果たして来なかった。



ぱっと見の、第一印象もすごく大切で、第一印象だけで私たちは沢山のことを
決めちゃうけど、もう少しその奥を見る目と余裕が欲しい。
そうなると、今の社会では相当スローペースに生きなきゃいけないのね。
スローペースで生きたら怠けてると思われて、行き着く先は貧困。やだやだ。
みんなもう少し気楽になって欲しいなー。1限始まるの朝9時とか早すぎ。
働きすぎ、頑張りすぎ。いつか死ぬんだからもっとゆとり持って生きたいよ。



bild.jpg


上のプールの写真は画家・写真家のDavid Hockneyの作品。
これ、一人の人が泳いでる写真を集めたものらしい。
下のはニューヨークで活動する杉本博司の作品。
「Theaters」っていう映画館ばっかり撮ったシリーズの一つ。
映画が始まると同時にシャッターを開いて、映画が終わるまで
開きっぱなし。つまり、この写真には映画がまるまる写されている。
面白いなあと思う。

Sweet 90's(Kate & Johnny)


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2,3年前から90年代があつい。
それまではずっと80年代ブームで(2007年くらい?からはずっとそうだった)
まさか90年代がカッコ良くなる日が来るなんて思ってもみなかったけど、
90年代は音楽も映画もファッションも全てが素晴らしかったんだなあ。




日本では90年代は、バブルが崩壊して不景気になって、サリン事件とか
色んな犯罪も起きて、純粋に「いい時代だった」とは言えない。
でも私は子供だったから、当時がただただ懐かしくて、当時見ていたテレビも
アニメも着ていた服も聞いてた音楽も、思い出すとキラッキラしてるんです。

当時見ていたわけではないけど、私が大好きな映画監督のウォン・カーワイだって
90年代の代表だし、ヴィンセント・ギャロもソフィア・コッポラも90年代が
スタートだったわけだし。こうやって挙げていったらキリが無いね。

音楽はヒップホップもロックも熱かったし、クラブカルチャーも盛り上がった
だろうし、ああ、90年代に青春を過ごしたかった。




そしてファッションもカッコ良かった。

なんてったって、ケイト・モスがスターになったんだもん。
グランジカルチャーの申し子であり、ヘロインシックの生みの親でもある
ケイトはすごすぎるので説明無用。

そのケイトが一番輝いてたのが、ジョニー・デップと付き合っていた
90年代半ばだと、個人的に思うのです。ジョニーも当時が一番カッコいいし。
地球上に存在した全てのカップルの中で、彼らはダントツの最強カップルだと思う。
ケイトが10歳近くも年上の大人のジョニーに夢中な感じがカワイイ。
ジョニーは女の趣味がいいなあ。元カノのウィノナ・ライダーは
今はイタい存在らしいけど昔はイケてたし、今の奥さん?(別れたの?)の
ヴァネッサ・パラディも超素敵だし。



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kate moss johnny depp

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別れてしまってから、ケイトはアル中ヤク中状態だったというけど、
今や二人はお互いの業界でトップだし、安っぽいことは言いたくないけど、
二人は二人でいたことに意味があったのね。切ないなあ。。


ここで、90年代の魅力の100分の1も語れてないのが悔しい。
私の力では伝えきれないや。。

 
 
プロフィール
 
 

Coco Iijima

Author:Coco Iijima
ヒップホップ・アクティヴィスト
1990年 東京生まれ

気になることあったらコメント、
またはメールaaliyahr.kelly2001@gmail.com ください。
大歓迎です。お仕事のご依頼も上記アドレスまで。

 
 
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