been dazed and confused for so long 

beautiful nights


夜をテーマにした映画とか好きです。
一晩で起こるあれこれを描いた群像劇とか、
楽し切ないライブとかパーティとか、朝帰りの気持ち良さとか。

一年に何回かは死にたくなるような夜があるけど、
同じように一年に何回かは生きていることに感謝するくらい楽しい夜がある。
多くの場合恋愛が関係してたりするから軽薄に聞こえるかもしれないけど、
本当に心の底から生きてて良かったと思えるくらい、忘れられない夜。
誰にだってあるでしょう。

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こないだNetflixで観た『ドリスの恋愛妄想適齢期』という映画。
60代のババアが20代くらいの男の子に惚れちゃう話。
その中のエピソードで、主人公ドリスが頑張ってオシャレして
エレクトロポップのライブに行くシーンがあって(彼に会うの目当てで)、
その夜がすごく楽しそうで、
きっとドリスの長い人生の中でも一番楽しい夜なんだろうなと思えて幸せだった。
ストーリーは目も当てられないくらい痛々しいし、エンディングも辛辣だけど
楽しく、そして優しい映画でした。







『夜は短し歩けよ乙女』は最高。
一夜で起こるクレイジー&ドラッギーなパーティーと冒険と恋。
こうやって飲み明かす夜って本当に楽しいし、いろんなパーティーを
はしごして、明け方には何か、人生で大切なものをゲット出来ている感じ。
そういう夜って本当にたまにあるよね。不思議な夜。







夜①
大学を卒業する年の前の夏、女の子4人で辻堂の海岸まで行った。
終電で行って始発で帰った。夜の浜辺でクレイジーな写真撮りまくって、
ハメをはずしまくった。そのときの写真は今でもマスターピース。
朝の電車ではナルコレプシーかと思うほど眠くて友達に挨拶もせずに別れた。

夜②
もう4年くらい前の真夏、当時仲良かった友達とクラブ行って、
朝になってクラブを出て一緒に歩いた。
そこでその友達からショッキングな告白をされ、
私は傷心のまま強い朝日を浴びながら帰った。
皮肉なくらいに木々が青く茂ってなんとも美しい朝で、
家に着いて泣きながら眠った。でもそれでも素晴らしい夜(朝)だった。
今となってはまじで良い思い出。

夜③
数年前の大晦日、友達とクラブに行った。
渋谷(代官山)にあったAIRというクラブのクロージングパーティーだった。
大好きなクラブだったけど残念ながら最後のパーティーはつまらなくて、
友達と早めに外に出た。そしてぷらぷら歩いて、とても気持ちの良い
夜の散歩になった。

夜④
もう6年くらい前、当時の彼氏とつき合い始めるちょっと前のこと、
青山蜂というクラブでのパーティーに誘われて行った。
青山蜂は最近営業が摘発されて経営者が逮捕されたクラブ。
今後どうなるか分からないけど、とても良いクラブだから残念だ。
6年前に行ったそのパーティーは、彼の友達が沢山居て、
私は疎外感を感じていた。大学のカッコいい先輩がバーテンダーやってた。
彼の友達の輪に入れなかった私は、グルーヴィーなR&Bや
静かめのラップのライブに浸っていた。ラップ聞いてる途中、
窓から見える道路をずっと眺めていて綺麗だった。
彼のことやその友達を忘れて、宙に浮かんでるみたいで幸せだった。

クラブはアンダーグラウンドカルチャーであることは間違いないし、
クリーンな現代においては淘汰されるのが当然。
だけど青山蜂は本当に文化の貴重な財産だと思います。

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私立の中高一貫の学校に通っていた私は、毎朝、
都内で常にワースト5位に入る満員電車に乗って通学していた。
中学1年の、それこそ電車通学を始めて間もない頃に、初めて痴漢に遭った。
そのときは息が出来ないくらい怖かったけど、
2, 3回目からはもう慣れちゃって、加害者に対して立ち向かうのも
面倒くさい、その方が恥ずかしい、という感じでやり過ごしていた。
実際ほとんどの加害者はこっちが何らかの嫌な反応を示せばすぐに止めるし。
あの人たちは逮捕されるのが一番怖いですから。

1週間に1回は痴漢に遭っていたので、もうその対処はプロフェッショナルに
なっていて、手で振り払う、頭突きで威嚇、などなど様々な技を身につけた。
色んなタイプの加害者がいて、逆ギレしてくるような人もいたので、
心理的に何も感じないようにする技は、高校になる頃にはかなりのレベルになった。
人生最後に制服を着た卒業式の日の帰りの電車でも遭ったときは、
もはや笑ってしまった。この人たちは本当に制服が好きなんだな、と。

別に傷ついてもいないから、当たり前のように友達とネタにしたり、
今でも笑い話にしたりできます。




でもさー、今思うと間違っていたなと。


まず、調べたところによると、痴漢された際の示談金 or 慰謝料が
少なく見積もっても10万円だそう。
私は平均して1週間に1回被害にあってたから、1ヶ月4回。
年間通じて学校に行くのが
4月、5月、6月、9月、10月、11月、12月、2月だけだとして計8ヶ月。
8ヶ月 × 4回で32、一年で32回被害にあった。
それが6年間続いたから32 × 6で192回。
その全てを警察に突き出して示談金でも何でも貰ってれば
6年間で19,200,000円を稼げてたわけです。約2千万。

普通に2千万欲しいし、加害者たちがぬくぬくと自分の欲望を
満たしながら本来は私のものとなるそれぞれの10万円を何か
自分の生活や趣味に費やしていたと思うと悔しい。
そもそも2千万分の犯罪被害受けてきたのに私何やってたんだ...。

がめついように聞こえるかもしれないけど
(ま、本当にお金は欲しいですから)、
被害にあう度にいちいち声をあげてれば、
微力ながら、他の被害者を出さずに済んだかもしれない。
私のように慣れきっている人もいただろうけど、
幼かった私のように恐怖に震える子を救えたかもしれないのに。
自分のことしか考えていなかった。

6年間何やっていたんだろう。
2千万あれば何でも好きなこと出来ただろう。
被害にあっていた他の人たちの救済や希望にもなっただろう。

でも本当は、こんなことを私に考えさせる加害者と、
それを本気で駆逐しようとしない社会のほうがおかしいでしょ。
(私もそんな社会に加担してしまったのだが)
私が頭を悩ませ、あの頃の自分を恥じるのも変な構造でしょ。
あの加害者たちは皆、しっかりスーツを着て会社に行く途中だった。
痴漢自体がトラウマになって今でも性的なことが苦手とか
そういうことは幸いないけど、「しっかりスーツを着た男性」
の全てが実は狡猾な犯罪者なんだろう、という偏見が
いまだに消えません。
当然これは犯罪者でないほとんどの男性に対しても失礼だし、
そういう男性を蔑んでしまうのは、私だって嫌です。

だからこそ、そこは"加害者" や "加害したいと思ってしまう予備軍"
の人々の意識を変えていって欲しい。
もちろん中にはそんな意識改革なんかで欲望が抑えきれないような
加害者もいるので、そういう人に対してはちゃんと警察なり
医療なりで対処していってほしい。

被害者に勇気を出すことを促さないでほしい。
被害者に努力をさせないでほしい。





やーほんとに、満員電車ってだけでも地獄だったのに
その上痴漢にあって、しょうもない学校行って、
なんで他の方向へシフトチェンジしなかったんだろうかと後悔。
電車乗らないで通える学校に、高校からでも編入すれば
良かったのに、そんな選択肢すら無かった。
親の事情以外の"転校" って、基本良いイメージないからねー。
問題児とか、スキャンダラスなイメージにさらされるし。

大人になれば転職って当たり前だし、なんなら大学でも
気に入らなくて他の大学入り直すとか、学部変えるとかあるのに、
小中高だけはその子の意志で転校するのがメジャーじゃないんだよな。
そこをメジャー化しないといつまでも学校という檻の中で苦しむ子が
増えるだけだ。

話がとびましたが、2016年も終わりかけ、
4年後には五輪が控えている(んだかどうなんだか)東京で、
いまだに痴漢がどうこうで騒がなきゃいけないこの原始感。
やっぱりおかしいですよ。



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うっせー




ワナビー


ビヨンセ、リアーナ、ニッキー・ミナージュ、ミッシー・エリオット。
チョイスが古めかもしれんが、アメリカのブラックの女性アーティストたちは
強くてセクシーで、リッチでおしゃれで、名声も地位も富も、
すべてを手に入れたような全世界の女性の憧れ。
これまでに何人の女性達が、YouTubeで彼女達を見て
勇気づけられてきたことだろう。


beyonce-in-golden-bodysuit-live-on-stage-wallpaper-2013_convert_20160814211748.jpg
www.wallpapermade.com




ご多分に漏れず、私も彼女達を見て震えるほど感動して、
影響を受け、自信や勇気をもらった一人です。
大げさに言えば命を救われたくらいです。

最近話題になった「Wanna Be」の国連のリメイクダンス動画。
スパイスガールズのワナビーに合わせて、
世界各国の女の子たちが力強いかっこいいダンスで
女性の権利を訴えている。
"What I really want"、本当に望むこととして、
平等な教育、平等な仕事や給与、暴力への反対、子どもの結婚の禁止
などを訴えかけるプロジェクトらしい。







こういう女性解放系のものって弱くて、いつも涙腺が刺激されます…。
フェミニズム的にもエンターテインメントとしても面白く、
観ている人を奮い立たせるような何かがある。


と同時に、少しの違和感もありました。
私はこうなりたいかと言われたら素直には頷けない。
それは私という人間がまだ自分のアイデンティティも、
「自分らしさ」も確立できていないから、
自分がどうあるべきか、特にこういったフェミニズム的問題を前にして、
自分がどういうスタンスを保てばいいのか分からないからだろう。

私は、これは正直なコンフェッションですけれども、
主に恋愛において、客観的に見れば最低なモラハラ的男性に
ひれ伏すような愛を感じたりすることもあります。
とても依存的で、病的で、仲のいい友達にもこのことは言えない。
負の要素だらけの愛に生きたりすることもあります。
これまで結果的にはヤバイことにならずに済んだけど、
いわゆるメンヘラ的な究極な行動をいつ取ってもおかしくない。
確実にそういう部分が私にはある。
これをここでは「初期椎名林檎的性格」と呼びます。
(イメージですよ!)

その反面、さっきのワナビーのような
強く生命力に満ちた、ガールズパワー全開な、
自立した女性も、自分のなかに存在します。

結局昼 (外では) はビヨンセ、夜 (家では) は椎名林檎なんです私は。
これはよく言う「自称サバサバ女は地雷」というのと同じです。

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blogs.yahoo.co.jp




そんな私は、世の中の女性達が、平等な権利を得て、
皆が自由で、幸せをつかめることを心から願うけど、
そうでない女性のあり方も、尊重したいと思いました。
不健全な幸せ、病的な愛に溺れて、
尊厳を失うようなことになったって良いと思えることもあります。


アメリカでは先述の通り、ビヨンセをはじめとする
パワフルな女性像が良いとされ、特に黒人の女性たちは
必然的にそうあるべきみたいな風潮すらあるけれど、
その精神性がどうしても合わない黒人女性だっている。
だってビヨンセたちはそれこそ美貌も才能もあり、
なによりもとてつもなく裕福だけど、
それに対して裕福でない一般の黒人女性はたくさんいるだろうし、
別に美しくもなく、才能もない人だって多くいるだろう。

彫刻家・文筆家の柴田英里さんが言っていたけれど、
最近黒人女性の一部の間でゴスロリが流行っているらしい。
ビヨンセ的な強い女性像が(ほぼ)求められているなかでの
反動なのではないかと。
なるほど、ビヨンセの対極のようなゴスロリにはまるのは面白い。
絶対にありえない組合わせだと思っていたから。
黒人女性にだって、あたりまえだけど初期椎名林檎的性格を持つ人はいる。
(実際R&Bとかソウル聴いてても歌詞は結構メンヘラってたりするしね)




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www.telegraph.co.uk

『ドラゴンタトゥーの女』もメンヘラの共感を得ていることでしょう。
見た目はこんなでも好きな人の前では可愛いし、
好きな人のためなら何でもしちゃう!みたいなとこ!
分かるう…!




社会生活のなかで、メンヘラはバカにされて嫌がられるし、
女性も胸を張って堂々と生きていく時代なのは分かっているので、
私も毎日頑張っています。ワナビーの女の子たちみたく、
パワフルに生きているつもりです。(あくまでつもり)

だけれど、他者(主に男)に自分を利用されることや、
自分の尊厳を踏みにじられてもその対象にしがみつきたいことも、
これも立派な "What I really want" かもしれないし。
ワナビーの動画は大好きだけど、そういう初期椎名林檎的な
願望を持つ人の権利は無いものとしている感じがした。
全ての願望が叶うことが真のフェミニズムじゃないかしらね。

地に足をつける


1. 黄昏のビギン

東京とか、基本綺麗な街でもなんでもないけど、
ある一定のシチュエーションや精神状態の条件が揃ったとき、
死ぬほど綺麗に見えることってあるよね。
だからパリとか、もとからつくりが綺麗な街って、
その昔街づくりをした人たちが、自らのファンタジーを
具現化した結果のような気がする。

去年の暮れ、素敵な人と江古田でデートしたの。
江古田は学生時代を過ごした街だからよく知っている場所。
何百回と通った町だけど、あの人とデートしたときほど
江古田が綺麗に見えたことはなかった。
なんていうか、街灯が濡れているようでした。
多分ゲロ吐いてるきったない学生とかいたんだろうけど、
そんなものは目に入らないの。
去年は正直、クソクラエなことばかりだったけど、
あの日があっただけで全部帳消し。
2015年は素晴らしい年になりました。


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http://www.chibimarukochan-land.com/?p=5471




2.くだもの

果物ってなんであんなに高いんだろうね。野菜も高いけど、
果物はさらに高い。そしてジャンクフードは安い。
こりゃヘルシーな生活もできなくなるよ。
それでもやっぱりおいしいから、なるべく安いものを見つけて買う。
バナナは4本90円のやつ、りんごは1個90円のやつ、
この時期はいちごも美味しいけど、どうしても高くて手が出せない。
マンゴーはドライマンゴー100g300円のやつ。これはちょっと奮発。
それぞれのフルーツを小さく切って、無糖のヨーグルトをかけて、
蜂蜜とシナモンを少しふって、アーモンド(これも高いけどいつも家にある)
を入れて食べる。結構お腹にたまるしおいしいし、きっとヘルシー。
質の良い暮らししてるようで、綺麗になれそうで自己満足できるの。
そのあとにポテチとか食べるんだけどね…。




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http://minkara.carview.co.jp/userid/537927/blog/28135206/



3. 地に足をつける

すごく気に入って買った、値段もヒールも高めの靴を履いて出かけたら、
痛くなって5分もしないうちに歩けなくなるときほど絶望を感じることはない。
こんなに悪いことって他にないと思う。
そのときは職場のダサいスリッパを借りて帰ったし、
同僚には「凡ミスじゃん」とか言われたけど凡ミスとかじゃないでしょ。

靴派とバッグ派に別れるファッショニスタだけど、バッグ派はいいよな。
失敗することがないもん。靴はどんなに試着して良さそうでも、
実際にしばらく歩いてみないと分からないから。

こないだバーニーズでアレキサンダーワンのサンダル見た。
思ったより高くなかった。もうやめてよ。これ以上私に素敵な靴を見せないで。



ALL I WANT TO DO


「東京は冬に限る」と、去年パリ帰りの小梶が言っていた。
確かに、東京の冬は現代建築が映えるし、冬の夜道の散歩も極上。


2016年の新しい旅が始まった。




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忘れられないような夜の散歩がある。
それは冬に限らないけれど、やはり冬の夜道はいいものだ。
こないだの大晦日の夜は最高だった。
高木みゆと一緒にAIRのカウントダウン&クロージング行った。
高木みゆは大学の同級生のフォトグラファー。
その日はノースフェイスのダウン着てた。
とても似合って、可愛かった。

AIRは、クラブ体験の真髄を教えてくれたような大切な場所で、
そこが閉店してしまうから高木を誘って行った。

渋谷の駅で待ち合わせして、10時くらい?
富士そばで年越しそば食べてから、AIRまで歩いた。
夜道を女友達と2人で歩くことって、きっとこの世で一番楽しい。

AIR着いてすぐ、まだそんなに混んでなかった時間帯、
Solu Musicの『Fade』が流れてきて気持ちがよかった。
11時半くらいに高木とはぐれちゃったし、
年越しの瞬間は人に揉まれまくりながら、
死にそうになっていた。

途中スティーブ青木にそっくりの男にナンパされて、
おごられた酒を飲みつつうまく追い払って、
退屈してしまったので、2時くらいには外に出た。



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てくてく、センター街のほうまで歩いた。
一緒に写真撮り合いながら歩いた。
ミヤマカフェでカプチーノ飲んで、
高木に、もう吸わなくなった煙草を一箱あげた。

大晦日だったから電車やってて、
4時くらいには地下鉄で帰った。
前は動物園行って、今回はクラブ、
次は植物園行こうつって別れた。

きっと、人生で一番粋な年越しだった。
3年前は最悪の年越しをしたけれど、
人間3年も生きると変わってくるのだな。
あの会話を、あの時間をありがとう高木。
それを演出してくれた渋谷の街、ありがとう。
そしてもちろんAIRも、今までありがとう。
ああいった場所は、またできるでしょうか。



あと関係ないけど、デヴィッド・ボウイは死んでないよ。


 
 
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